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5月はフランスチーズ。
11日午後からの販売です。
・クール ド ヌシャテル(白カビ)
なめらかな食感。塩分強め
・ブルー ド ジェックス(青カビ)
弾力のある食感。ほのかに感じる苦味が奥行きを感じさせる
・アボンダンス(ハード)
しなやかな食感。まろやかな味わい
・ラングル(ウォッシュ)
水分が多く密な組織。ねっとり感があり、濃厚な口溶け
今月のオススメは、クール ド ヌシャテルです。
なかなか寒さが抜けきらない今日この頃ですが、ようやく爽やかな陽気になってきました。
そんな日は、シードルと合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか?
シードルの爽やかさと程よい苦味が、白かび特有の香り引き立ててくれます。
また、フルーティーな赤ワインでも楽しめます。
ワインの華やかな香りとチーズのミルク感が、味わいに膨らみをもたらします。
是非お試しください!
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1月末より、ツバメコーヒーさんのコーヒー豆を取り扱っています。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、以前から新潟市にあるコーヒーショップ「ルシュオーゾ」の限定豆を取り扱ってきました。
パンとコーヒーは切っても切れない関係だと考えます。コンセプトは「パンに合うコーヒー」。ブラジルの深煎りを基本に、ルシュオーゾさんよりご提案頂きながら進めてきました。
そして美味しいコーヒーって何だろうというテーマを掲げ、改めて考えながらパン屋として主張すべく、新たにツバメコーヒーの豆を置かせて頂いています。
ツバメコーヒーさんには、ベルツのスノーボールを置いて頂いています。
そのやりとりからベルツとしてより踏み込んだ主張をしたいなぁと思うようになりました。
コーヒーは、飲み物として全世界で最も広まっていると言っても過言ではありません。各国いろんなスタイルがありますが、日本ではコーヒーといえばまずインスタントコーヒーや缶コーヒーという底辺的な存在に始まると思います。また、定食屋さんからフランス料理まで様々な場所で提供されています。そして嗜好的な極みとして、様々な主張を持ったコーヒー屋さんが数多くあります。
そんな国は、日本だけだろうと勝手に自負しています。
しかし、コーヒーについてまだまだ知られていないことや誤解されていること、固定観念や新しい思考、色々な考え方が入り交じっている国でもあると思っています。
嗜好的な要素が強いものなのでそれは当然の事でもあると思います。しかしもっとコーヒーの楽しみ方を知ったり、自身の嗜好にコーヒーを合わせるのではなくコーヒーそのものを楽しむという発想になることが出来れば、全てを超越した世界になるはずと思ってきました。
ワインの世界に近いかもしれませんね。そのものでグイグイ飲んでしまえるワインもあれば、料理とセットになることで本来の良さを感じられる繊細なワインもあります。
色々な考え方があり、それぞれを理解する。そしてより多くの考え方を把握し、嗜好的な部分も加味しながら全てをフラットにコーヒーに向き合う。そんなことが出来れば、かなり理想に近づくのではとひそかに考えています。
そんな主張をすべく、ツバメコーヒーなのです。
ベルツの主張よりツバメコーヒーさんに行ってもらう方がより世界が広がりますが、微力でも頑張って行きたいです。
一先ず、コロンビアを置かせて頂いています。
価格は200gの豆が1000円、100gの粉が550円です。
焙煎度はざっくりとですが、中煎りです。
すっきりしていて癖は少ないです。苦味は穏やかですがコクがしっかりしているのが特徴で、極めて軽い渋味を伴った香ばしいアフターテイストが心地良いコーヒーです。やや薄めに抽出することをオススメします。薄いのではなく、軽いコーヒーを感じられるはずです。
すっきり感と程よい酸があるので、バターを多く使ったお菓子やドライフルーツを使ったお菓子と相性が良いです。
毎年クリスマスに販売するシュトーレンとはかなり相性良かったです。
ベルツでは扱っていませんが、フルーツを使ったパウンドケーキなんかもオススメです。
ベルツの定番商品では、土日限定のアマンディーヌやクロワッサンダマンド、バタークリームなどがオススメです。
他にも相性の良いモノは沢山ありそうです。紅茶に近いイメージを持つとわかりやすいかもしれません。色々試して頂いて、楽しんで頂ければ幸いです。
興味が少しでもある方は、遠慮無くお声掛けて頂いて是非お話出来ればと思います。
どうぞよろしくお願いします!