最終予選2戦目のヨルダン戦でした。


前半の10分頃までを見た印象をオマーンと比べると、ヨルダンの方がまともな戦い方をしている印象でした。
特に、日本の左サイドに対しての対策がされていて、長友と香川のラインがマークされていました。

得点するにはもう少しかかるかなぁと思っていたらセットプレーで得点。
再三に渡り攻めてフィニッシュまでいっていたので、あの時間にしてはコーナーキックの数が多かったんですよね。
また前田も調子いいから、多少打ち損じても入るんでしょうね。


日本の印象は、オマーン戦同様内田が積極的に上がっていることと、遠藤が珍しく目立ってるなぁということでした。

そしたら2点目ですよ。
ルーパスを出す瞬間、遠藤と本田以外時間が止まってました。あのイメージを共有出来ていたのは、2人だけでしたね。
まず、本田らしからぬ得点。これが新生ホンダなんですね。
本田は足遅いんです。
だからこそ、今の本田のプレースタイルが出来上がってるんです。
でも、少しでも走力が上がるようにトレーニングしてることは知っていましたが…

まあ、本田がああいうプレーをするとは味方も思ってないです。
ヨルダンは香川には裏をとられないように気をつけてました。だから、言わば奇襲に近いですよね。
それを遠藤が共有してるところが圧巻でした。


しかし…
点はとりましたが、格上の相手とやったことを想定するとどうでしょうか。
6点中1点が入るかどうかという気がします。

やはり、香川の活躍と内田が頑張らないと点はとれない気がします。

内田は酒井の出現で頑張っていますが、長友と比べるとまだまだです。
長友は攻守共に顔を出し、しっかり守り攻めの際はチャンスを何度も作り、実際に得点までいっています。それに無駄が少ないですよね。

内田は、守備は出来ています。攻撃も積極的にいっていますが、中途半端なシーンが多いですよね。あがってもバックパスして流れを止めたりするケースが多いし、チャンスを作る場面も少ないです。
ましてや、格が下の相手ですから、ここで出来なきゃ期待も薄まります。
まあ、内田1人の問題ではない部分もありますが。

前田が株をあげていますし、トップのポジション争いもし烈です。

右サイドとトップでチーム内の競争をしてレベルアップを期待したいですよね!